「エシュルンよ恐れるな」(年頭の辞)(ヨハネ7:37〜44、イザヤ44:1〜8)
[年頭の辞]
2026年あけましておめでとうございます。既に新年は三日過ぎておりますが、それぞれ新しいビジョンをいただいておられることと存じます。
私に与えられました標語は
「活水湧出」という4文字です。主イエスが、仮庵の祭りの最終日に、メシヤとして大胆に宣言されました。
「誰でも渇くものは、私のところに来て飲むが良い。私を信じるものは、聖書に書いてある通り、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。(ヨハネ7:37、38)
このお方は、人類の本質的渇きを癒すお方です。このお方から溢れ出る聖霊の流れは、私たちを通して、さらに支流に拡大し、人類を潤します。
このお方、イエス・キリストを信じ、より頼み、また宣べ伝えて参りましょう。
イエスがこのように語られた時、彼の心の中には、旧約聖書の御言葉が思い出されていたことでしょう。(イザヤ書12:3、44:3、55:1、58:11など)
私はアモスの言葉に現代における洞察を見ています。
主なる神は言われる、「見よ、私が飢饉をこの国に送る日が来る。それはパンの飢饉ではない。水に渇くのでもない。主の言葉を聞くことの飢饉である。」(アモス書8:11)
まさに、神の言葉に飢え渇き、真理を探し求める時代に、イエスは「我に来たりて飲め」と宣言されました。この御声に従って参りたいと願っております。
[今日の言葉]
イエスの心の中にあったと思われるバビロンのイザヤの言葉を開きましょう。
あなたを造り、あなたを体内に形造り、あなたを助ける主はこう言われる、「わが僕ヤコブよ、私が選んだエシュルンよ、恐れるな。私は乾いた地に水を注ぎ、ひからびた地に流れを注ぎ、我が霊を、あなたの子らに注ぎ、我が恵みを、あなたの子孫に与えるからである。」(イザヤ44:2、3)
聖書の中では、イスラエル民族に対して①ヤコブ ②イスラエル ③エシュルン と言う3つの呼び名が用いられています。エシュルンは「正しいもの、高潔なもの」と言う特別な表現です。別の訳には「愛するイスラエル」と言う表現もあります。
今日の言葉は「恐れるな」というメッセージです。
私たちクリスチャンに対して与えられたメッセージと言っても過言ではありません。
2026年年頭に、私たちには言葉に言い表すことのできない恐れがあります。世界の様相が、過去の世界戦争の直前のような状況になりつつあること。そして貧富の差がますます拡大して、人々の中に不安が醸成されていること。さらに私たちを導く、信頼すべきリーダーが見当たらないこと。こうした事は誰しも心に抱いている不安であろうと思います。
また個人的にも、
①弱さ、貧しさ、無知から来る不安
②未来に対する不安と恐れ
③死に対する恐れ、
があるでしょう。神の言葉は「恐れるな」、「私があなたを助けるから」と言われます。まさにこのように不安と恐れによって心が渇いた状態の世界に対して、イエス様は「我に来たりて飲め」と言われているのです。
イエス様と共に歩む人生には、「平安があって恐れがない」のです。
この平安が、イエス様に全面的にお頼りすることによって、2026年のあなたの生活に共にありますようにお祈りいたします。
小田 彰