2026.4.26

[活水湧出](17)

「イエス昇天」(マルコ 16:19、20、使徒行伝 1:1〜11)

 

 昨年から毎週学んで参りましたマルコによる福音書は今回で終わります。マルコは神の子イエス・キリストの福音をイエスの生と死を通して宣べ伝えようとしました。

 さて、今日のテキストは、まさに主は引力に逆行して天に上り、弟子たちは福音を携えて全世界に出て行ったのです。一見して離れて行く出来事のように見えますが、そこに神の臨在の奇蹟があるんですね。

 

「主イエスは彼らに語り終わってから、天に上げられ、神の右に座られた。弟子たちは出て行って、至るところで福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言葉に伴う印をもって、その確かなことをお示しになった。」(マルコ16:19、20)

 

 私は1992年にチャペルフェローシップインターナショナルの働きを始めました時、出かけて行って洗礼式をすることもあるので、洗礼式と聖餐式の銀の器を整えました。そこにこの御言葉を刻みました。Mark 19:19、20。確かに神の御言葉は約束通り信じるものに実現するということを見させていただきました。

 

 ここで昇天されたイエス様が、弟子たちと共にいる事は可能かと言う単純な質問をいたしましょう。

 最後の晩餐で弟子たちに対してこう言っています。

「私が去っていく事は、あなた方の益になるのだ。私が去っていかなければ、あなた方のところに助け主は来ないであろう」(ヨハネ16:7)

①イエス様の在世中はご聖霊の働きは限られていました。しかし、ペンテコステの出来事以来、聖霊は至るところで自由に活動しておられます。この助け主はパラクレートス

と言われる聖霊です。その聖霊の働きによって「主が共におられる」ことが証明されてきたのです。

②また昇天は再び再臨されるキリストを約束しています。「私は去って行くが、またあなた方のところに帰ってくる。」(ヨハネ14:28)

③イエスの昇天は「全世界的霊的神の国の完成のために、父のみ元において、預言者、祭司、王のお働きをなさるためです。」

 

 ですから、今日も私たちは大胆に福音を宣べ伝え、神の御業を信じて進むことができるのです。

 

神の力強い約束の成就を見る一週間でありますようにお祈りいたします。

小田 彰